19日の天気予報は、晴れだったので、早池峰山に行ってハヤチネウスユキソウの花の写真を撮ろうと思っていたが、娘たちが「八戸のみなと食堂の海鮮丼が食べたい。」と言い出し、八戸までドライブに付き合うことになった。
食堂で目的の海鮮丼を食べ、蕪島神社の御朱印をもらい、スターバックスコーヒーのご当地何たらを飲み、八食センターで買い物をし、種差海岸を散策して帰ってきた。
20日の天気予報も晴れで、予想最高気温は36度だった。岩手山や早池峰山だと、きっとばててしまうと思い、気軽に歩ける八幡平を目的地とした。
18日までは午前中雲に覆われることが多かったが、朝から晴天でほとんど雲がない。
いつものように東北道を北上する。七時雨山もはっきりと見えている。朝早いせいかアスピーテラインを走る車はない。
源太岩の駐車場に車を停め、展望地に登り岩手山の写真を撮る。上空に薄い雲が浮かんでいる。早池峰山と姫神山も見えている。
また車に乗り上を目指す。茶臼岳登山口の駐車場に車は止まっていない。道路の両脇の草が刈払われている。
車は快適に走り、黒谷地バス停に到着する。先客の車が2台止まっている。準備を整え出発する。
登山道脇にニッコウキスゲ、ハクサンチドリ、ワタスゲ、イワショウブ、コバイケイソウ、モミジカラマツなどがある。目新しい花はない。
6月にシラネアオイが咲いていた場所に、1輪だけクルマユリが咲いていた。
登山道を進んで行くと、少し日陰になった場所に、ニッコウキスゲが2輪揃って咲いている。ニッコウキスゲの花は、1日花で夕方には萎れてしまう。
先日来た時は聞こえていたコマドリの鳴き声が聞こえない。ルリビタキ、メボソムシクイは元気に鳴いている。
突然、救急車のサイレンの音が響き渡る。アスピーテラインを救急車が昇って行くのが見えた。朝早くからどうしたんだろう。
登山道は小川に向かって下り、橋を渡るとまた木道が始まる。木道周辺でハクサンフウロの花を探したが、花は見つからなかった。
小さな池塘に青空が写っている。池の周りをトンボが飛び回っている。アキアカネだろうか。まだ赤くなっていない。
少し急な木道を登り切ると湿原が広がっている。笹薮の奥の湿原にニッコウキスゲの群落があった。ここ数年花の群落を見ることが少なくなった。地球温暖化の影響だろうか。
先日、オオタカネバラの蕾を見た場所に行くと、花が咲いていた。本当に綺麗だと思う。
熊の泉で水分補給をする。水量が少し落ちているような気がする。
登山道脇のイワナシに実がついている。まだ雌しべが残っている。
やっと黒谷地湿原に到着した。チングルマは冠毛に変化し、ヒナザクラの実は膨らんでいる。
ミツガシワが生えた池塘に青空が写り、遠くの空に薄い雲が浮かんでいる。
展望デッキから下りると、休憩デッキに黒い物体が。ツキノワグマの落とし物だ。まだ生々しい。朝4時ごろここに来ていたのだろう。
茶臼岳登山道を登り、先日蕾だったハクサンシャクナゲを見に行くことにする。
川のように水が流れていた登山道は、すっかり乾ききっている。
登山道脇にクルマユリがまた1輪咲いている。
笹で日陰になった所に、ゴヨウイチゴが咲いている。咲いていると言っても花弁はない。
笹薮の中のギンリョウソウを探しながら登山道を登って行く。先日は気付かなかった場所に、オオタカネバラが咲いている。今まで2か所だけだと思っていたが、結構多いようだ。
日当たりのよい左側にヤマブキショウマが咲いている。早池峰山のミヤマヤマブキショウマも咲いているころだろうな。
オオタカネバラが咲いていた場所の上の方に、ハクサンシャクナゲの木がたくさんある。綺麗な花を探したが、赤茶けてしまったもの、白い花のものが多い。残念ながら、淡いピンクの花が全然ない。
これより上に行っても期待できないので下りることにした。下から年配の男女二人組が昇ってくる。今日初めて会う人たちだ。
二人に挨拶をして登山道を下る。笹薮の中にギンリョウソウを見つけた。この暑さのせいで少しくたびれている。
湿原の近くまで下ってきた。道端にシロバナニガナが咲いている。
湿原に咲くニッコウキスゲを下から青空をバックに写してみる。こんな時三脚があったらと思う。
デジタルカメラに変えてから三脚を使用する頻度が減っている。担いでいっても使わないことが多くなった。フィルム写真の時は三脚にカメラをセットし、風が止むまで待っていた。最近、写真に対する熱意が減少してきている。
登山道脇の日陰にゴゼンタチバナがまだ咲いていた。今年はいつもよりたくさん花が咲いている。
直ぐ近くにギンリョウソウが横向きに咲いていて、花の中がよく見える。
また、一人の男性が登ってくる。立ち話をしていると、「ギャーギャーうるさく鳴く鳥は。」と訊かれた。多分ホシガラスと答えた。
これから茶臼岳まで登り、茶臼山荘で休憩してからバスで山頂レストハウスに戻るという。
男性と別れ下っているとホシガラスが飛んできて警戒の声で鳴き始めた。近くに雛鳥がいるのだろう。
黒谷地湿原から黒谷地バス停に向かう。途中の熊の泉で、またのどを潤す。
木道を歩いていると向こうから女性二人組が歩いてきた。立ち止まって花の写真を撮っている。
オオタカネバラの自生地で他の花を探していると、可愛い蕾を見つけた。明日にでも咲きそうだ。
朝登る時には気付かなかったが、黒谷地バス停の近くにもオオタカネバラが咲いていた。葉っぱが虫に食われてボロボロになっている。
今回オオタカネバラの自生地は6か所確認することが出来た。
駐車場に戻り周囲を歩いた。トウゲブキも咲いている。小さな沼の青い水面にワタスゲの白い果穂が写りこんでいる。こんな時望遠系のレンズがあったらと思う。
この後、車で見返り峠駐車場に向かった。
"7月20日八幡平黒谷地"へのコメントを書く