お昼を調達するため、直進して産直「あすぴーて」に向かった。産直の手前の十字路付近で車が渋滞している。紅葉シーズンなので仕方がないと思っていたら、十字路には交通整理員が立っていて、車を駐車場へと誘導している。お祭り広場では「八幡平山賊まつり」が開催されていて、高校生のブラスバンド部が生演奏していた。
第二駐車場に案内され、車を停めることができた。まつり会場入り口でアルコール消毒液で手を消毒し、氏名と連絡先を記入して入場した。会場にはいろいろな出店があり、迷った挙句に焼きそばを買った。産直にも寄って家のお土産に林檎を買った。
山賊まつり会場を後にし、アスピーテラインを八幡平へと向かう。所々の道路脇に車が止められている。きのこ採りの人たちの車だろう。旧御在所温泉の駐車場にたくさんの車が駐車している。駐車場の片隅で秋田名物「ババヘラアイス」が売られている。
見返り峠までの駐車スペースは、ほぼ満杯で車を停めるスペースがない。紅葉は先日の状態とほぼ同じなので、写真は撮らずに登って行く。黒谷地バス停も満車だった。木道は片方だけ新しいものに付け替えられている。
源太清水の駐車スペースにも車が止まっている。見返り峠駐車場の手前に渋滞の列が見える。八幡平頂上は諦めて樹海ラインへと向かう。藤七温泉までの道路脇の駐車スペースもすべて車が止まっている。週末に来るべきではなかった。ガソリンと時間を無駄に使ってしまった。樹海ラインを紅葉が綺麗な場所を探しながら走る。アスピーテラインと違って樹海ラインの両側には樹木が生えているため、展望の利く場所は限られている。大深岳、源太ヶ岳の下辺りに大きな駐車スペースが有る。ここでも「ババヘラアイス」が売られていた。写真を数枚撮ったがイマイチだ。
また車を走らせ紅葉が綺麗な場所を探すが、なかなか見つからない。やっとモミジの紅葉が綺麗な場所があった。道路脇の小さなスペースに車を停めて、逆光でモミジの紅葉を写す。樹種はハウチワカエデだろうか。
その後も車を走らせながら絶景を探したが見つからなかった。
下倉スキー場のゲレンデと交差する地点に車を停めて、盛岡側から見る岩手山と正反対の裏岩手山を写す。左から岩手山山頂、鬼ヶ城、黒倉山と続く。黒倉山の下に大地獄谷が見えている。
八幡平の紅葉は諦めて田代平高原に行くことにする。途中、紅葉が綺麗になる松川渓谷を通ったが、まだ緑の葉っぱが多かった。
松尾から安比高原へ抜け、荒屋新町を通って、七時雨山の麓に向かった。
田代平の駐車場に着くと、ツーリングのバイクとたくさんの車が止まっていた。七時雨山登山の人たちだろう。七時雨山の上空に薄い雲が掛かっている。
先ず持ってきたペットボトルに水を汲んだ。長靴に履き替え登山道を下る。野芝の中にキノコが生えている。イグチの仲間だが種類までは分からない。チチアワタケだろうか。よく見るとあちこちに生えている。残っているということは食用に不向きなのだろう。
先日降った雨で一段と登山道がぬかるんでいる。登山道を外れ草原を歩いているとセンブリがあった。残念ながら花は終わっている。
直ぐ近くにエゾリンドウがまだ咲いていた。
野芝の中にフユノハナワラビもあった。
草原を歩き回り、センブリの花を探す。やっと、花を咲かせている株を見つけた。
ススキの穂が風に揺れている。
ススキの原に作られたトレイルランニング用のコースを歩いていると、まだ咲いているウメバチソウがあった。
草原の中のカンボクの若木にミツバアケビの実が口を開けてぶら下がっている。小鳥もネズミも虫たちにも食べられていない。
コース脇にカマキリの卵嚢を見つけた。近付いて見るとオオカマキリが産卵中だった。そーっと近付いて写させてもらった。
オキナグサの自生地に向かって歩いていると、一羽のオオジシギが一声鳴いて飛び去った。地球温暖化の影響だろうか。こんなに遅くまで田代平に残っているとは信じられない。サハリンあるいは北海道から南に向かう途中立ち寄ったのだろうか。いたるところに花が終わったセンブリが生えている。
少し傾斜になっている場所には、リンドウの花が咲いていた。
ノイバラの藪漕ぎをしながら、オキナグサの自生地に着いた。一面にススキが生えている。
一年でこんなに荒れてしまうとは思ってもいなかった。あと5年もすればオキナグサは消滅してしまうだろう。地肌がむき出しになった場所もある。ここには春にはあったオキナグサの葉は見つからなかった。
次にモウセンゴケの自生地に行ってみた。この前の雨で湧水の水量が増えている。湧口から水が溢れ出ている。トウホクサンショウウオはどうなっただろうか。
草原を歩いていると赤い実を付けたカマツカがあった。小学生の頃、この実を齧った記憶がある。
ススキの間に葉っぱがすっかり枯れてしまったアキノキリンソウもあった。
草原の中で一段と目立つ赤色の実を付けたガマズミもある。果実酒の色付けになる。
ノイバラの中を通っているのは、タヌキの獣道だろうか。何度も歩いて作られた道だ。
草原の中にはまだ咲き残ったアザミの花がある。虫たちは蜜を求めてこの花に集まる。来訪者はキタテハだ。
クジャクチョウも来ている。
ススキの原からトレイルランニング用のコースに出た。草丈があまり伸びていないので、練習で走っている人がいるのだろう。
薮の中から小鳥の地鳴きが聞こえている。じーっと待っていると、ヤマハンノキの枝に姿を現したのはアオジだった。
ぶらぶらと草原を歩いてセンブリの花を探した。中々絵になる花がない。しばらく探し回ってこれが一番という花に出会った。草丈が短いのは我慢しよう。
ススキの間を歩き回っていて、白花のノハラアザミに出会った。オオノアザミの白花は八幡平で出会っているが、ノハラアザミの白花は初めて見た。
一本桜に行ってみようと、またトレイルランニング用のコースに戻り、登山道の方に行こうとした時、足元にセンブリの群落を見つけた。あんなに奥まで行かなくてもここに在った。左右を見ながら歩けばすぐに見つけられたのに、右だけを見ながら歩いた結果だ。残念。
登山道に戻り、先ずシナノキの老木を目指して、登山道を登った。上から鈴の音が聞こえてきた。男女二人組が七時雨山から下りてきたところだ。二人ともマスクはしていない。挨拶して擦れ違い、牧草の中の登山道をまた登る。
右手の林のキハダの木に、今年は実が全然付いていない。一合目を通り、やっとシナノキまで辿り着いた。牧草をかき分け、いつも写している場所まで入る。ノイバラの茂みが大きくなっている。上の方の葉っぱは既に落ちて、下の方に少しだけ残っている。幹に絡みついているのはツルアジサイだ。
登山道に戻り、二合目の方を見ると、逆光で登山道の草が青々として綺麗に見える。
登山道を降りて、一合目を右に曲がり、オオヤマザクラに向かう。日陰にまだノコンギクが咲いている。
道路脇の薮に、まだ口を開いてないミツバアケビの実がぶら下がっていた。一個実を取って割って食べてみた。ほんのりと甘く少しほろ苦い味がした。カマツカの実もあったので、一個取って口に入れてみる。小学生の頃の味の記憶がよみがえってくる。とても美味しいと言うほどでもないが、今から60年も前には、そう簡単に甘いものを口に入れることが出来なかったので、美味しいと感じたのかもしれない。ヤマボウシの実なども食べていたことを思い出した。
道を下っていると、道路脇の楡の木の下にマムシグサの赤い実があった。いつも見ているものより丸い形だ。
直ぐ近くには、ムラサキシキブが薄紫の実をつけている。花は小さくて目立たないが、実をつけると目立つようになる。
やっとオオヤマザクラの近くまでやって来た。大分日が傾き始めている。ほとんど葉を落とし、上の方に少しだけ紅葉した葉を残している。
帰り道牧草の中を歩きながら田代山の方を見ると、上空に巻雲が広がっていた。
駐車場に着くと、あんなにあった車は残っていなかった。30年ほど前には、夕景の写真や星空の写真を採りに来ていた。ここにもう200回以上来ている。後何回ここに来れるだろうか。
新型コロナ感染症患者数が減少して、ゼロの日も出ている。しかし、新規感染者は、県外から来県した人から感染している。県を越えた移動はまだ制限すべきだと思う。2回ワクチン接種したとしても感染するし、半年も経てば効果は半減するだろうし。総選挙が終わるまでは、自粛して欲しい。
Windows11が出たが、持っているパソコンは全てアップグレイド不可だ。Windows10がサポートされなくなったらインターネット接続は止めようと思っている。つまり、メールもブログも撤退ということだ。その日まで生きていられる保証は全くないのだが。
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